三団体技術者交流会 開催 幹事団体 アスファルト合材協会
本年の三団体技術者交流会は、静岡県アスファルト合材協会が幹事団体で静岡県商工会議所にて7月25日にCPDSの対象研修として開催されました。本年はアスファルトプラントとしての環境対策という議題のもと、お二人の講師を迎えて講演会を開催され、参加人数は静岡県職員10名、砕石業協同組合20名、合材協会会員70名、舗装協会会員71名、合計171名が出席しました。
第1講は、日本アスファルト合材協会五傳木一講師(ごでんきはじめ)による中温化(低炭素)アスファルト舗装について、第2講は日工株式会社中部支店支店長渡辺浩講師によるアスファルトプラント設備の動向・現状と今後という内容の二講演です。第1講の五傳木一講師からは、中温化アスファルト舗装について・最近のトピックスという議題の中CO2排出抑制機能を有する舗装技術・中温化技術を取り巻く状況・欧米諸国における中温化技術の取り組み事例・国内における中温化技術・舗装性能評価法の改訂点についての講演をいただきました。中温化アスファルト舗装の施工実績は概ね300万m2,約62万t全体0.1%程度ということでした。第2講の渡辺浩講師からは、アスファルトプラント設備の動向という議題で、アスファルトプラントの進化・現状のアスファルトプラントの設備・今後の動きについての講演をいただきました。アスファルトプラントの省エネルギー化・高RC混入化・省スペース化など今までの動向と今後の更なる省エネルギー化への動き、場内環境改善の対策などまだまだ改善して行かなければという意欲を感じる講演でした。両講師の講演は3団体として今後の発展に期待の持てる交流会となりました。