技術交流会
本年の三団体技術者交流会は、砕石組合が幹事団体として、9月11日CPDS対象研修として開催された。参加人数は舗装協会より18名が参加しました。
現場見学として、イナサス砕石工場と浜松市沿岸域防潮堤整備工事を見学しました。
イナサスでは防潮堤現場へ供給されている盛土材及びイナサスの工場の歴史や取扱い品目の説明・供給エリアの説明を受けました。
浜松市沿岸域防潮堤整備工事では、当日は悪天候の為、バスの車窓から現場を見学しました。
その後、浜松市防潮堤資料室にて発注・管理の静岡県職員より工事内容及び工法等や環境対策への取組み等の概要の説明を受けました。
資料室には防潮堤が完成した際のジオラマや防潮堤の進捗状況や津波範囲のパネル展示、CSG(Cemented Sand and Grav el)工法で使用する骨材のサンプルや、土砂・砂・セメントを混合させた大型供試体を手に取って見学できました。
盛土のコア部分がCSG堤体(浜松モデル)となっている為、M9程度の地震に耐え浸水範囲を大幅に(約7割)低減できる事が理解できました。