28プラントでクロスチェックを実施
毎年、静岡県アスファルト合材協会が実施しています自主品質管理(クロスチェック)に、静岡県交通基盤部道路保全課の皆様をはじめ、静岡市・浜松市の方々および、三団体の砕石業協同組合、そして、道路舗装協会も試験官として立ち会いました。
ついて県内の工場間で若干の差があることが見えてきました。具体的に述べますと、県内28工場の運営形態を見ていくと、地元業者単独であったり、大手業者単独であったり、地元と大手のJVであったりと様々であり、その違いによりISOを導入している工場であるとか、試験員が過去に他県の工場で「アスファルト混合物事前審査」を経験したりしている工場があり、試験結果の最終的なまとめ方に違いがあることが見えてきました。その違いとは、個々の試験結果を規格値等との照合だけではなく、試験結果を蓄積し、第三者が見て分かるようにヒストグラムであるとか、標準偏差であるとかの「統計的手法」を導入していることです。今後、この制度をさらに発展させる為に、「統計的手法」をはじめとして、今までにやってこなかった分野の組み込みも検討していきたいと考えております。」とコメントいただいております。
今年は11月を皮切りに12月まで28の工場で書類審査、試料採取、立会い試験を実施しています。