技術発表会

2020年度

㈱エコワークが最優秀賞

2020年度の技術発表会は2020年7月31日に開催しました。毎年、静岡市駿河区の「あざれあ」にて開催していますが、今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、入場者数を制限するため、メイン会場である「あざれあ」に加え、サテライト会場を設ける事としました。サテライト会場は、東部会場「プラサヴェルデ コンベンションぬまづ」、西部会場「可美総合センター(浜松)」を設けました。残念ながら、西部会場については、開催直前に浜松にて、新型コロナウイルスのクラスターが発生してしまったため、中止としました。

メイン会場「あざれあ」には、静岡県交通基盤部より3名、当協会・他団体合わせて81名、東部会場には、24名の合計108名が参加しました。

開催にあたり、松浦会長は、「私たちの舗装工事について、働き方改革や担い手問題は待った無しの状況である。ICT施工やIT機器の導入といった今までとは違った取り組みに各社で向き合い、発注者様にもご協力をいただきながら積極的に取り組んでいく必要がある。コロナ感染対策を含め、個々の会社だけでは、難しいと思われる課題解決対応や、この技術発表会のような、舗装に関する最新技術の情報収集の場を創出することを、積極的に静岡県道路舗装協会で取り組む必要がある。」と述べられました。

技術発表は5件でありました。それぞれ施工条件に応じて、創意・工夫を凝らして品質の確保を図った点や、注意点などについて具体的に説明されました。

審査方法
審査は2段階方式で行い、第1回審査では書類審査により優秀なものを5点選出しました。
第2回審査では8名の審査員が採点方式による評価を行い、最優秀賞1点、優秀賞1点を選定いたしました。
審査にあたっては、現場条件、周辺環境等を的確に判断し、施工管理、安全管理、地域対応、コスト縮減などの観点からの課題を整理し、工事を円滑に進めるうえでの技術的な工夫や関係機関等との調整・協調等について評価しました。

技術発表結果

最優秀賞
「橋面舗装修繕工事の施工方法について」
㈱エコワーク 小林 剛、大坪 将
優秀賞
「厚層舗装における施工標準の提案と設計者への要望」
鈴与建設(株) 増田 亮佑

その他発表

「現場条件に合わせた設計内容の変更」
土屋建設㈱ 山下 紀彦
「期間が限定された舗装修繕の施工について」
花菱建設㈱ 細田 紘幸
「(主)焼津森線社会資本整備総合交付金(舗装・広域)工事(舗装工)の課題と対策について」
㈱橋本組 渡邉 秀樹

来賓御芳名

静岡県 交通基盤部 道路局 道路保全課長
榊原 正彦様
静岡県 交通基盤部 道路局 道路保全課 班長
石神 和晃様
静岡県 交通基盤部 建設支援局 建設技術企画課 班長
百瀬 大志様