東・中・西各支部にて技術懇談会を開催
袋井・浜松土木事務所
西部支部として10月28日に袋井土木事務所会議室にて袋井・浜松土木事務所職員13名、協会員10名の参加で実施しました。議事進行は下記の議題で行われました。
①適切な設計について
②入札契約について
③適切な設計変更について
④施工管理について
⑤評点について
⑥その他について
特に、県道における舗装工事と道路(構造物)工事の同時発注による工程の問題、施工の工事評点について議論を交わし、今後の対応・対策等について意見交換を行いました。
下田土木事務所
令和2年8月27日、下田総合庁舎にて下田土木事務所戸塚次長、土屋検査官他4舗装協会5名の参加者により技術懇談会を実施しました。協議内容は、以下の通りです。
①舗装工事における週休2日制度について
②小規模工事における1日未満で完了する作業の積算の適用について
③舗装工事における自家警備の現状
④書類の簡素化における電子納品システムの活用の方法
⑤小規模切削工の積算における見積提出の是非
等の質問に関して意見交換会を実施しました。
沼津土木事務所
令和2年度はコロナ禍の状況で対面での懇談会は中止となり、沼津・三島地区における質問書の取り纏めと沼津土木事務所への提出とその解答を頂きました。
①配置技術者が長く拘束される場合、名前の変更の柔軟な対応の要望
②粒調砕石供給不足の現状における設計価格について
③施工時における土地の借り上げの費用について
④情報共有システムの活用について
⑤切削面における交通開放の是非について
熱海土木事務所
令和3年1月2 6日、熱海総合庁舎にて熱海土木事務所4名、舗装協会4名の参加者により技術懇談会を実施しました。協議内容は、以下の通りです。
①区画線工について
②業務委託について
③交通整理人について
④週休2日工事について
⑤現場内における端部構造物の事前補修について
⑥複数工区からなる工事について
等の質問に関して意見交換会を実施しました。
島田土木事務所
中部支部では、8月27日に島田土木事務所会議室にて、島田土木事務所職員11名、中部支部協会員11名の参加により、令和元年度完成工事アンケート結果に基づき、以下のとおり意見交換を実施しました。
①発注図書・積算に関する問題点・要望点・提案事項【現場不一致、特殊条件での積算等】
②協議・変更に関する問題点・要望点・提案事項【協議と指示による意思決定。受受注者の分担等】
③発注者に関する問題点・要望点・提案事項【関係機関および地元調査、書類の簡素化等】
④工事検査・工事成績評定に関する問題点・要望点・提案事項 ⑤その他の問題点・要望点・提案事項
アンケートによる建設業の現場の実情を入札・着手・施工の流れで確認でき、より良い意見交換の場となりました。また、コロナ禍での働き方(リモート、情報共有)や材料単価の乖離についても、立場の違う中で有意義な意見交換ができ、これからの建設業を見つめ直すよい機会となりました。
静岡県交通基盤部との技術懇談会
静岡県交通基盤部との技術懇談会を12月3日、静岡市内で開き、材料の購入について(調達方法、供給単価等)や、現場に即した工事評価の方法及び、慢性的な警備員不足への対応についてなど、6項目
の議題について意見交換を行いました。
最初に松浦会長が挨拶し、コロナ禍での開催に感謝を述べ、担い手の問題、働き方改革、事業環境の変化(材料供給会社の減少)への対応の必要性を訴えました。
県からは廣瀬建設技術企画課長、良知工事検査課長、榊原道路保全課長ら5名が出席、協会からは正副会長と支部長ら11名が出席しました。
議題となった材料供給については、現場によってスライド条項(単品スライド)の適切な運用により対応していただくことや、慢性的な交通誘導員不足については、自家警備での対応や工事用の信号機の活用について、意見交換を行いました。また、新たな担い手へのアピールとして、週休二日制やICT施工導入の必要性などを議論し、活発な懇談会となりました。
静岡県交通基盤部出席者
- 静岡県 交通基盤部 建設支援局 建設技術企画課 課長
- 廣瀬 聡様
- 静岡県 交通基盤部 建設支援局 工事検査課 課長
- 良知 孝悦様
- 静岡県 交通基盤部 道路局 道路保全課 課長
- 榊原 正彦様
- 静岡県 交通基盤部 道路局 道路保全課 維持舗装班 班長
- 石神 和晃様
- 静岡県 交通基盤部 道路局 道路保全課 維持舗装班 主査
- 石上 絵梨奈様