現場研修会

平成21年度

200名が新東名舗装現場で視察研修会

本年度の道路舗装協会会員現場視察研修会は、9月15日に新東名(森PA~浜北IC間、東亜道路工業・大有JV施工)の舗装現場にて実施されました。当日は小雨まじりの天候でしたが、官庁職員、合材協会員、砕石業協同組合員を含め200名の参加を得ました。

当日は袋井市上山梨の「月見の里遊学館」に集合、開催に当たり竹村会長は、「当協会も近く60周年を迎えるが、官民がこの様に一緒に研修ができることは大変意義のあること」と多数の行政関係者の参加に感謝。そして、研修現場の新東名について「日本の大動脈のひとつとして早期完成が待たれており、その施工については機能、安全、環境面で高い技術と工夫で様々なニーズに対応している。われわれにとって大変参考になるだろう」と挨拶しました。

研修では、NEXCO中日本掛川工事事務所の藤田鉱治工事長より、当現場の工事内容、進捗状況をはじめ、現東名との比較など概要などについて説明をいただきました。(月見の里遊学館)

この後、バス5台に分乗し森PA下り口よりアスファルトプラントや、大久保高架A1(STA.235)連続鉄筋コンクリート舗装打設施工個所、浜松IC(STA.175)コンクリート壁打設(スリップフォーム)施工個所にてJV担当者より、施工方法・施工機械・現在の進捗状況・今後の工程にて解説を受けました。

大型工事ならではの使用機会及び施工方法に触れることができ、今後の個々の舗装術の向上におおいに役立つ有意義な研修会となりました。