鈴与建設株式会社・株式会社エコワークが最優秀賞
2022年度の技術発表会は2022年7月29日に開催しました。今年も、去年同様に新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、入場者数を制限するため、メイン会場である中部会場(静岡市駿河区)「あざれあ」に加え、サテライト会場を設ける事としました。サテライト会場は、東部会場「プラサヴェルデ コンベンションぬまづ」、西部会場「浜松商工会議所」を設けました。
メイン会場「あざれあ」には、静岡県交通基盤部・静岡市より16名、当協会・他団体合わせて86名、東部会場には、39名、西部会場には65名の合計206名が参加しました。
応募方法・審査方法、結果は以下のとおりです。
- 応募方法
- 今年度については、一般部門と新技術(ICT )部門に分けての募集を行い、評価についても分けて行う方式としました。
- 審査方法
- まずは、初期審査として概要のみの書類審査により応募者全員(一般部門:4者・新技術部門:1者)5点を選出しました。その後、最終審査は、2段階方式で行いました。第1回審査では、それぞれ技術内容をA4二枚にまとめ、事前書類審査を行い、第2回審査では当日の発表審査を発注者2名と協会技術委員6名の合計8名の審査員が採点方式による評価を行いました。最優秀賞は一般部門で1点、新技術(ICT )部門で1点、優秀賞1点の選定を行いました。審査にあたっては、現場条件、周辺環境等を的確に判断し、施工管理、安全管理、地域対応、コスト縮減、新技術の活用などの観点からの課題を整理し、工事を円滑に進めるうえでの技術的な工夫や関係機関等との調整・協調等についても評価しました。今年度においては、各社とも発表の技術も含めて非常にレベルが高く、一般部門の上位3社は何れも1点差の僅差であり、大接戦で争う結果となりました。
技術発表結果
- 最優秀賞(一般部門)
- 「厚層舗装(QRP工法)における施工方法別路面性能について」
- 鈴与建設株式会社 冨岡 孫介
- 最優秀賞(新技術[ICT]部門)
- 「ICT舗装工事(修繕工)の活用事例について(GNSSを用いたMC切削機)」
- 株式会社エコワーク 松浦 孝典
- 優秀賞(一般部門)
- 「単車線での排水性舗装修繕工事における品質確保」
- 中村建設株式会社 松下 真也
その他発表
- 「橋梁補修工事における事前調査方法の検討と結果について」
- 静和工業株式会社 渡邉 有輝
- 「平坦性確保を目的とした施工法について」
- 中林建設株式会社 横田 康正
来賓御芳名
- 静岡県 交通基盤部 道路局 道路保全課 課長
- 望月 靖之様
- 静岡県 交通基盤部 建設経済局 技術調査課 課長
- 戸栗 一泰様
- 静岡市 建設局 道路部 部長
- 塚田 俊明様
- 静岡市 建設局 土木部 技術政策課 課長
- 牧野 統夫様