鈴与建設㈱が最優秀賞
平成28年度の技術発表会は平成28年7月22日に静岡市駿河区の「あざれあ」にて開催しました。静岡県や市町の技術職員26名と3団体を含めた合計230名が参加しました。
開会にあたり、臼井会長は人材確保の重要性に触れ「若手を育てなければ、自分の会社の将来はない」として、人材育成とともに、情報化施工への対応など、技術力向上の必要性を訴えました。
御来賓の大石俊一静岡県道路保全課長はあいさつの中で今後も引続き舗装協会会員の協力を求め、また、石野肇静岡市道路局道路部長からも舗装協会の支援、協力が求められました。
技術発表は4件でありました。それぞれ施工条件に応じて、創意・工夫を凝らしておりました。また、品質の確保を図った点や情報化施工技術の有効性等について、具体的な説明がありました。
また、官庁発表では県交通基盤部道路保全課の笹谷昭仁主査と井上拓也主任が「道路舗装の今後の維持管理について」と題して、県の取り組みを紹介しました。
- 審査方法
- 今回は7点の応募がありました。審査は2段階方式で行い、第1回審査では書類審査により優秀なものを4点選定し、第2回審査では7名の審査員が採点方式による評価を行い、最優秀賞1点、優秀賞1点を選定いたしました。
審査にあたっては、現場条件、周辺環境等を的確に判断し、施工管理、安全管理、地域対応、コスト縮減などの観点からの課題を整理し、工事を円滑に進めるうえでの技術的な工夫や関係機関等との調整・協調等について評価しました。
技術発表
- 最優秀賞
- 「シックリフト工法における情報化施工技術の有効性について」
- 鈴与建設㈱ 清水 紀圭・佐々木 亮太
- 優秀賞
- 「わだち掘れ対策について(性能規定工事)」
- ㈱エコワーク 小林 剛
その他発表
- 「特殊地域(富士山登山道)での舗装工事」
- 臼幸産業㈱ 原田 良亮
- 「建設ICT 山間部での情報化施工を取り入れた施工方法」
- 中村建設㈱ 清水 颯夢 ・ 瀧本 昌司
官庁発表
- 「道路舗装の今後の維持管理について」
- 交通基盤部道路局道路保全課 維持舗装班 主査 笹谷 昭仁 様 主任 井上 拓也 様