3団体技術者交流会

平成26年度

三団体技術者交流会 開催 幹事団体 アスファルト合材協会

今回の技術者協議会は、新東名高速道路新城舗装工事(浜松いなさIC~設楽原PA)間の現場をメインにして、仮設ASプラント等の現場見学会でした。

新東名高速道路の愛知県区間(浜松いなさJCT~豊田東JCT間)の約55kmのうち、新城市内を貫く延長約15kmの舗装工事です。愛知・静岡県境が起点となり、一般国道257号と並行して北西に進み、中央構造線及び豊川を超えて、長篠・設楽原の戦いで有名な長篠城址南側を通過した後、新城インターチェンジ(仮称)にて一般国道151号と連結します。

新城インターチェンジ(仮称)からは、進路を南西に変え、織田信長本陣跡を望む設楽原パーキング(仮称)が終点となります。

工事概要詳細
工事名
新東名高速道路 新城舗装工事
工事箇所
自)愛知県新城市矢部
工事箇所
至)静岡県浜松市北区引佐
工事延長
総延長 15,321m、土木延長 7,544m、橋梁延長 4,474m、トンネル 3,303m
連絡施設
インターチェンジ、ジャンクション、パーキングエリア
施工内容
セメント安定処理路盤、連続鉄筋コンクリート舗装版
施工内容
アスファルト混合物
施工内容
防護柵、通信管路
コンポジット舗装
表層にアスファルト混合物を用い、下層にセメント系の版を用いた舗装です。本工事では、土工部、トンネル部全面がこの舗装となります。
連続鉄筋コンクリート舗装版
コンクリート舗装版の横目地を全く省いたもので、このために生じるコンクリート版の横ひび割れを縦方向鉄筋で分散させるものであり、様々な特徴があります。
高機能舗装
高機能舗装Ⅰ型
空隙の多いアスファルト混合物を使用した舗装体のことで、その下部に不透水性の層を設けた構造の舗装です。
高機能舗装Ⅱ型
表面は高機能舗装Ⅰ型に類似したきめ深さを持っているため、従来の高機能舗装ほどではないが排水機能を有し、内部はSMAと同等の水密性を持った舗装です。